2014年10月18日

第4回じゃこむすびの会☆句会報

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第4回じゃこむすびの会☆句会報
去る2014年10月16日(木)、尾道の居酒屋「壱六拾」にて、
俳句であそぼ☆575「じゃこむすびの会」の第4回目が、無事開催終了致しました。
今回は、初参加の方はおらず・・・
出席者6名+欠席投句者1名+壱六拾大将の、計40句が集まりました。
今回も、皆さんに最終選んで頂きましたお気に入りの5句を、
それぞれに予め順位付(1番5点・2番4点・3番3点・4番2点・5番1点)して頂き、
それを完全点数換算させて頂きまして、『本日の人気句』の結果を導きました。
(※主宰がいる場合は、参加者の互選の後、主宰よりその日の特選・入選句の発表有)

それでは、まずは第4回じゃこむすびの会の上位得点句をご紹介致します☆☆☆

金賞(8点) 温もりを求めて秋の蠅 参遍(マイペン)
          ※参遍さんは、575に捉われない自由律で詠んでおられます。

  同 (8点)  萩焼の酒器の彩へも宵の秋 依子

銅賞(7点) 秋なのに実らぬ我はどこに行く 壱六拾

今回は、初参加の方がおられなかったということもあって、句会の後の談話では、
「俳句」についても、少し一歩深めるお話ができた感の句会でもありました。
その中で、何度も出たのは「季語」の働き…。
その季語だからこそ!!の句になっているか、今一度確認してみましょうと。
また、「素敵」とか「綺麗」と安易に言ってしまわずに、感動をどう表現するかということ。
回を重ねるごとに、少しづつこういったところも一緒に考えていけたらなぁと思っています。

続きまして、出席者の皆さんが各自特選(一番)句に選んだ句をご紹介していきます☆☆

深恵 選 ほのぼのとした絵が浮かぶ・・・。
名月に妻子合作みたらしや 尾句良
「や」という強い切れ字の使い方を検討したいところ…。

嘉子 選 匂いが漂って来る・・・。
炭おこし秋刀魚焼きつつ空グラス えや
炭おこし秋刀魚焼きつつグラス空き

かつえ 選 陶芸がしたくなりました・・・。
萩焼の酒器の彩へも宵の秋 依子

尾句良 選 妙に惹かれるものがあり、自身の心境と重なるのかも・・・。
秋なのに実らぬ我はどこに行く 壱六拾
秋なのに実らぬ我はどこへ行く

えや 選 そういうことが自分にもありました・・・。
身に沁むや旅より戻りてもひとり 依子

依子 選 渡米して行く娘を思う母心がうろこ雲に馳せられている・・・。
うろこ雲渡米の娘たくましく かつえ
渡米する娘の背中うろこ雲  たくましくまで言わない方がもっと伝わるものが…。

次に、今回の参加者の一句をご紹介します☆

秋祭山車引く子らの声響く 深恵
栗の実を拾いし子らの笑顔かな 嘉子
栗拾ひしてゐる子らの笑顔かな
イチジクのとなりでたわわ次郎柿 かつえ
青々とした八朔の香る路 えや
秋なすのカレーに賭ける明日の夢 尾句良
松茸は粉末エキス土瓶汁 壱六拾
誰かがそっと梨をくれ 参遍
月の出を待つひと船を待つ人等 依子

最後に、今回ちょっと面白い句がありましたので・・・。

レジの中すっからかんになる台風 参遍

お商売をされている方にとって、台風というのは、誰もお客さんが来ず…
レジの中がすっからかんになるというのですね。
こういう、自分の体験ならではのところを詠んだ句が、今後もっと登場して欲しいですね。
ただ、これは私の見解ですが・・・
「すっからかんになる」というよりは、お客さんが来ないからということであれば、
「すっからかんのまま」が、言い得ているのではないでしょうか?
レジの中すっからかんのまま台風
レジの中すっからかんに台風裡
台風裡レジはすっからかんのまま
こんな風に、色々推敲(すいこう)してみるのも、俳句の楽しみの1つですね。

そして、壱六拾さんには、毎度ながら愛のあるお料理もご用意頂き・・・
本当にいつもいつも有難いばかりです。
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そして、私の旅のお土産「仙崎かまぼこ」も皆さんに喜んで頂け嬉しかったです♪♪♪
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俳句のような定型に馴染むのは、繰り返し作ってこそ!!!!
何度も何度も作っているうちに、ちょっとずつ感覚を掴んでいき…
時にコレは!!といういい句が詠めたりしますからね♪
是非、まずは気軽にご参加下さい。
                            
第5回のじゃこむすびの会の開催は、2014年12月18日(木)です。
初心者大歓迎の会ですので、お気軽にお誘い合わせの上どうぞ♪

posted by Senju at 11:47| Comment(2) | ◆気ままに十七音
この記事へのコメント
第4回、常連が集まって美味しいもの
召し上がりながらの句会。いいなあ。

2ヶ月経つのもはやいですねえ。
それでも季節はちゃんと変わって
気分は秋。

俳句のような定型に馴染むのは、
繰り返し作ってこそ。の、
依子さんの言葉が身にしみます。

身に沁むや旅より戻りてもひとり   
レジの中すっからかんになる台風
栗の実を拾いし子らの笑顔かな
秋祭山車引く子らの声響く

特にこれらの句が好きでした。
でも、それぞれの句に味わいがあって、
尾道のお料理の香りも感じられて
すてきです。
Posted by momo at 2014年10月19日 09:35
●momoさん
いつも温かいコメントありがとうございます。
私はこの度、会の前に…
7年頑張った自分へのご褒美旅行へ(笑)
ふらり山口県は仙崎まで行って来ました♪
仙崎は港町ということもあって、尾道とどこか似た町で、旅の間、何度も尾道へ旅人として来ていた頃がフラッシュバックしました。
しかして、尾道へ来て7年目にしてだからこそ!!
やっとこうした定例会を実現することができるまでになりましたって感じですね。
参加者の皆さんには、ほんまに感謝するばかりです。
今回から、参加者の方に「季語」を徹底して頂きました。
自由律の句も、「季語」が入るだけで、随分その世界がよく感じられるように思います。
最近、俳人協会の大賞句などを読んだりするにつけ…
自分独自の世界観と一般受けする世界との狭間みたいなものも、少し見えつつある気がします。
ほんまに俳句は深いですね。
Posted by Senju at 2014年10月19日 22:11
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