2017年01月11日

第2回☆西国寺吟行報

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第2回亀仙人と行く尾道俳句吟行会☆無事終了

去る2017年1月8日(日)、またまたの雨模様にもめげず・・・
第2回目の西国寺吟行句会を、無事開催終了致しました。
主催者・幹事の亀 仙人、アドバイザーの巫 依子他、
じゃこむすびの会のお仲間や新規1名の方含む3名のご参加を頂き、

本当にありがとうございました。

境内にあがると、早速仲間のひとり壱六拾さんが、
雨の中たった一輪咲いている桜を教えてくださいました。

20170108_102130.jpg 「返り花」「狂い花」という季語でも詠めます。

尾道の地に、こうして俳句を共に楽しむ仲間ができつつあること・・・
本当に嬉しいばかりです!!

今回の吟行は、季題の【初薬師】という日にあたる1月8日に開催。
初薬師は・・・
その年はじめの薬師如来の縁日。
薬師如来は、左手に薬壺をもち右手は施無畏(せむい)の印を結ぶ医薬の仏で、
衆生の様々な病患を救うと広く信仰されています。

健脚などを祈願する大きな藁草履が門に掲げられある尾道の西国寺でも、
この日「火渡り」の行が行われています。
吟行のメンバーからも、3名の有志が行に参加致しました(写真中央)。

それでは、早速にそれぞれの互選(お互いに句会で選んだ句)の一番句より、
ご紹介させて頂きたいと思います★

亭々 選
火渡りの蹠確かに初薬師 依子
いや〜私も「蹠(あうら)=足裏のこと」を使って詠みたかったものですから〜。
今日の感じまさにです。。。
亀仙人さんからは、火渡りしてない癖に〜と批判の声も(笑)

猫猫 選
雨の中一輪咲くや山桜 亀仙人
今日見た感じ。寒い中咲いていた・・・
と、そこまで言いかけた時に依子より待ったの声!
「この句だけからは、寒いまでは伝わらない。それは深読みになっています。」
添削例) 雨の中一輪咲くや寒桜

亀 仙人選
火渡りの煙朦朦初薬師 亀 仙人
今日見た通りの感じでした。

巫 依子選
偶然の出合い繋がる初句会 猫猫
今日という日への素直な挨拶句。初句会だからこそ、偶然のご縁の繋がりに今があることを実感しますね。
添削例) 偶然の出合ひ繋がり初句会

次に、それぞれの本日の一句をご紹介しますね★

亭々
勤行に混じりて雨の初句会
添削例) 勤行に混じりて雨の初吟行
句会より吟行の方が、勤行に混じり・・が生きてきませんか。

猫猫
火渡りで健康祈願寒の雨
添削例) 火渡りに恃む健康初薬師
「で」は、話し言葉の説明的なので、少し避けるように心がけてみてください。
恃(たの)むは、あてにする、懇願する、依頼するなどの意味です。
また俳句は季語が効いてこそなので、寒の雨ではもったいないかな。

亀仙人
火渡り行身体は寒く足熱く
添削例) 火渡りの身体は寒く足熱く
体験者ならではの一句ですね。

壱六拾
健脚寺箱根五区へと続く坂
添削例) 初薬師箱根五区へと続く坂
季語を入れることで、駅伝の坂への飛躍が生きてきませんか。

巫 依子
坂のぼり石段のぼり初薬師

吟行の時は、限られた時間の中で詠まないといけないので、
なかなかに大変ですが、みんなで同じ場を共有することで、
この人は、ここをこんな風に詠んだのか〜ということがより実感としてわかり、
ひとりひとりの個性もよりユニークに感じられたり、また良い勉強にもなりますね。

そして、最後になりましたがこの度素敵なお部屋をお貸しくださいました西国寺様、
また今回お仕事の都合で吟行だけで帰られた壱六拾さんには、
昼餉の差仕入れにと「巻き寿司」をご用意頂きまして、本当に感謝するばかりです。

次回こちらの吟行会の開催は・・・
2017年3月26日(日)なかた美術館界隈です♪桜の頃でもありますね♪
初心者大歓迎の会ですので、お気軽にご参加下さい★☆★
posted by Senju at 11:31| Comment(2) | ◆気ままに十七音
この記事へのコメント
なかなか依子さんにも会いに行けず
残念に思っています。

こうして吟行や句会の様子を
伝えていただけるのは楽しいです。

初薬師と言うのも珍しく、
尾道ならではの行事もあって
興味深く読ませていただきました。

火渡りの蹠確かに初薬師 依子

火渡りしてなくても
しっかりものを見てると、
本物の句ができるのですね。
ものが見える目が、俳句には
必要なのだと思います。

雨の中一輪咲くや山桜 亀仙人

この時期に一輪だけ咲いた桜。
雨に濡れた感じが哀れを誘いますね。

勤行に混じりて雨の初句会   亭々

勤行で自ずとどんなところで
吟行しているのがわかり
雰囲気がちゃんと伝えられてるなあって
思いました。

参加してないのにコメントは
非常に気がひけるのですが
お許しください。
Posted by momo at 2017年01月13日 17:04
◎momoさん
ありがとうございます(笑)
ひとりではまだまだ心もとない俳句との歩みです。
どうか気がひけるなどとおっしゃらずに、
これからも率直な意見をどうぞ宜しくお願い致します。
しかして、先生方のおられる句会が遠い今の私にとっては・・・
こうして共に俳句を媒介に集える仲間ができてきたことが、大変嬉しいばかりなんです。
気がついたら私の俳句歴も今年で17年です。
20年までには是非とも初句集を出したいものです。。。
どうか温かく見守り続けてやって下さい。
Posted by 依子 at 2017年01月15日 13:07
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