2017年04月18日

10年目の春の喜び

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   或る日より花見船となり渡し船 依子

高速バスより旅鞄ひとつで降り立って、尾道市民になったのは10年前。。。
その移住10年目の春にして、久しぶり(6年ぶり)の尾道俳句まつり入選
旅人としてではなく、住人の視点で詠みたかったところが叶いました。

十代の頃、大林宣彦監督の映画の中の町として魅せられた尾道。。。
10年という歳月の中で、町は色々な貌を見せてくれました。

そんな尾道という町が詠ませてくれた句。。。
昨年より、【尾道文化】という冊子に掲載頂くご縁も頂いております。
今年のテーマは『月へ』
(※昨年のテーマ『海へ』はhttp://aroma-senju.com/article/174529958.html
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   月へ   巫 依子

 対岸に待ち人のゐて冬の月
 春の月バージョンが一度尾道俳句まつりに入選、原句は冬の月。

 放蕩の血を眠らしめ梅雨の月
 「俳句研究」という雑誌の30句競泳佳作入選句。

 み仏と暮らすこの町月涼し
  尾道の山の手ならではの一句。

 海原に空に寒月あるばかり
    44歳の誕生日を迎えたばかりのスーパームーン。

   昼の月ぽっかり浮きて蜜柑山
    この地を去ることになった友と最後にしまなみをドライブした折の一句。

 ※【尾道文化】は啓文社並びに花本書店にて発売中

歩みは遅々と…ではありますが、まだまだ尾道らしい句を詠み遺していきたいものです。
只今。。。
偶数月の第3木曜日には、俳句であそぼ575「じゃこむすびの会」
奇数月のどこか1日には、「亀仙人と行く尾道俳句吟行会」
も開催中です♪♪♪
posted by Senju at 10:41| ◆気ままに十七音