2018年11月20日

第26回じゃこむすびの会★句会報

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第26回じゃこむすびの会★句会報

去る2018年10月18日(木)、
第26回俳句であそぼ☆575「じゃこむすびの会」
尾道の居酒屋なお吉さんにて、無事開催終了致しました。

今回は、若手お仲間のひとり粥々(しゅくしゅく)さんが、
尾道の地を離れてしまうということで。。。
みんなで兼題『惜別句』にチャレンジ致しました。

また、じゃこむすび句会に参加する方が、
今後出席者も欠席者もより楽しめるように。。。
各自のご意見も頂いたりしました。
今後の句会に少しづつ反映していけたらいいなと思っております。

それでは、参加8名、欠席投句3名、計55句の句会。
兼題は【惜別句】(5句中1句はこの題で出句原則)
さて、結果はいかに。。。

今回も、参加者の皆さんに最終選んで頂きましたお気に入りの5句を、
それぞれに予め順位付(1番5点・2番4点・3番3点・4番2点・5番1点)して頂き、それを完全点数換算させて頂きまして、『本日の人気句』の結果を導きました。
(※主宰がいる場合は参加者の互選の後、主宰よりその日の特選・入選句の発表有)

それでは、まずは第26回じゃこむすびの会の上位得点句をご紹介致します★

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金賞(16点) 月光のしとしと積もる海面かな 一草
しとしとという表現が良いという派と、その表現がもうひとつという派が…。
               
銀賞(15点) 草の花一輪残す道普請 えや
      (※推敲例 草の花一輪残し道普請)

銅賞(12点) 待宵に口内炎のやうな恋 睡々     

今回は、金賞句と銀賞句の差が一点差ということで、
もし一草さんが出席されていたら逆転の可能性も…なんて声もあがる中、
それもまた俳句が座の文芸なる結果、受賞者の皆さんおめでとうございま〜〜す♪♪♪

続きましては、参加者の互選の一番句の発表です★★

亭々 選 
粥すする明日は花野を進むきみ 古乃子
惜別の句。赤貧の君、志を担保にして、秋の草花の咲き乱れる花野に旅立つ…
そんな君を拍手して送りたい。
→粥は本来ハレの日に食べるもの。貧しいとは限らないですよ。by朴生

一雄 選 
草の花一輪残す道普請 えや
これってザ・俳句ですよね。王道。日本人のメンタリティを表現している。
田植えの前後にする道普請。余程心に留まったんだろうね。草の花がよく効いている。
季語と内容がよくマッチしている。本格派。

朴生 選 
草の花一輪残す道普請 えや
すごい気持ちがようわかる。除草するも全部は刈りませんよね。好きなのだけ残す。

古乃子 選 
眠りゆく鼓膜のなかに秋の虫 粥々
今年はあまり虫が鳴いていない。朝とかはっとした瞬間には聞こえるんだけど、
眠りにつく時に鳴いてるなぁと気づく感じがいい。

えや 選 
鹿垣の朽ちて土へと還りゆく 転児
畑しよる爺ちゃん死んだんだなぁ〜もう補修する人がいない。
孫や息子が見て、ちゃんとせんとあかんなぁ〜といった感じ。

転児 選 
笑茸笑えるならばいっそのこと 桜子
笑うという文字が二つも入っているんだけど、笑えない作者の心情。
五七五になっていないたどたどしたところも、心の整理ができていない感じ。

睡々 選 
始発べる金木犀はまだ眠り 依子
始発ベルは音、金木犀は香り。音と香りが共鳴している感じがいい。
金木犀を擬人化している。金木犀が生きものとして生き生きとしている。
昼以降に起きて香りを放つ…時間の経過を感じた。

依子 選 
茸飯マドモアゼルを惑わせて 転児
松茸は入っているのか粉末か…マダムならば惑わされることはないけれど、
マドモアゼルだから惑わされている…ウイットにとんだ一句。

それでは、参加者の本日の一句をご紹介します★★

雁渡る三左衛門の啼き止まず 亭々 
三左衛門の関係性を問う声も…。

まんじゅさげさかしまにあり水にごる 一雄
まんじゅしゃげのせいで水がにごっている…。

アダン咲く言の葉温し島時間 朴生
田中一村展にての一句。季感がわかりづらいという声も…。

背を指を布を染めゆく大夕焼 古乃子
亡くなった書の師の作品の表具の打ち合わせ現場にて…。

天窓の月見酒不意を喜ぶ えや
喜ぶまで言ってしまうのはもったいないの声も…。

コスモスの揺れて二つ三つ四つ 転児
惜別句に。手を振っている人がたくさんいるイメージ…。

秋灯や夜深にひらく古本屋 睡々
尾道の一景。

旅立の三世一身竹の春 一草
激動の時代を生き、99歳の天寿を全うした祖母に…感謝と敬意を込めて捧げた句。

指の先人肌恋し火恋し  桜子
惜別句。わたし寒がりなんですよね〜。

秋刀魚焼き喉よ欲しがる黄金色 粥々
色を欲しがる喉というのはユニークな発想。
(※黄金色欲しがる喉よ秋刀魚焼き)

青蜜柑スカッシュ旨し島のカフェ 依子
シトラス弓削吟行の際に寄り道した…
佐島のOkappaCafeさんで頂いた青蜜柑スカッシュがあまりに美味しく♪

〜以上〜
今回は、句会の後…なお吉さんの1階でプチ2次会もさせて頂き、
俳句というものがもつ魔力にも華が咲き、大変有意義な時間を過ごさせて頂きました。

また、句会の後日には。。。
尾道は向島のスナックるいにて、粥々さんの壮行会も行われましたので、オマケ画像も♪
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俳句は、とにかく季語を入れて5・7・5にすれば、ひとまず形になります♪
また俳句は、ひとりで作り続けるものでもなく・・・
やっぱり「座の文芸」だなと思っております。
句会の後、句を通して色々想像したり・・・お話するのもまた楽しいひと時です。
いきなり、上手な句を詠もうとせず(笑)…まずは気軽に参加してみて下さい♪♪♪

じゃこむすびの会の開催は。。。基本偶数月の第3木曜日19時です。
その季節の季語(歳時記参照)の入った句を5句作って来て下さい♪♪♪♪♪
初心者・飛び込み大歓迎の会ですので、お気軽にどうぞ♪
会場等詳細は参加者におって連絡させて頂きます。

ちなみに次回開催今年最後の納め句座は。。。
亭々さんのお仕事がなされている曼珠沙華の襖のある
会場は、尾道新開の焼き鳥屋「村一番」、
2018年12月20日(木)19時〜
兼題は「焼鳥」(お店への挨拶句に挑戦)です。

参加ご希望の方は。。。
TEL 0848・46・6287
e-mail aroma-senju@aroma-senju.sakura.ne.jp
(※件名に「じゃこむすび」と入れて下さい)   
posted by Senju at 14:31| Comment(0) | ◆気ままに十七音
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