2019年04月18日

第29回じゃこむすび★句会報

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第29回じゃこむすびの会★句会報

去る2019年4月18日(木)、
第29回俳句であそぼ☆575「じゃこむすびの会」
尾道の居酒屋「なお吉」さんにて、無事開催終了致しました。

今回は、お仕事の都合で急遽参加が叶わなかった小たつさんの代わりに、
初参加でわしわ氏さんが選にご参加くださり・・・
俳句をまったく作ったことがない方の視点というものも楽しめたように思います。

それでは、参加9名、欠席投句2名、計55句の句会。
兼題は【アスパラガス】(5句中1句はこの題で出句原則)
さて、結果はいかに。。。

今回も、参加者の皆さんに最終選んで頂きましたお気に入りの5句を、
それぞれに予め順位付(1番5点・2番4点・3番3点・4番2点・5番1点)して頂き、それを完全点数換算させて頂きまして、『本日の人気句』の結果を導きました。
(※主宰がいる場合は参加者の互選の後、主宰よりその日の特選・入選句の発表有)

それでは、まずは第29回じゃこむすびの会の上位得点句をご紹介致します★

tenji.jpg※受賞句は釘彫り豆皿に。
金賞(11点) ため息を詰めるも丸くシャボン玉 転児
ため息詰めても丸いしそして飛ぶし詰め込んだ不満や不平をどこかに連れてってくれるシャボン玉に救われたのです(後日本人談より)
金賞(11点) 母のこと恃み別るゝ花の冷え 依子
恃んだ相手は愛犬・・・ということで、そっちを句にする方が面白いとも云われ、
愛犬に母をよろしく花の冷え(後日本人談より)

銀賞(10点) 脱獄の記事にて包む土筆かな 亭々
←(※推敲例)記事にて→記事もてby依子 

※銅賞は今回金賞の同点句がありましたので、省略させて頂きます。

転児さん、初の金賞おめでとうございま〜す!!

続きましては、参加者の互選の一番句の発表です★★

亭々 選 
ため息を詰めるも丸くシャボン玉 転児
いいね。そのまま。うまく仕上がっていると思う。
ため息が詰まってパンパンになったしゃぼん玉は歪んでもおかしくはなさそうなのに何故か丸いのだ。不思議ではないか!その不思議さに僕は丸をした。ところでこのしゃぼん玉はさぞかし重いのだろう、軽やかには飛んでくれない。もたもたしながらやがて地面に落ちてため息を散らすのか。あるいは軽やかに舞い上がるのか。

朴生 選 
ため息を詰めるも丸くシャボン玉 転児
ため息・・・丸く・・・シャボン玉・・・が、ちょっと良かった。

古乃子 選 
脱獄の記事にて包む土筆かな 亭々
ひとつは去年の思い出。新聞紙をとっておいて、土筆を取りに行ったら新聞でくるんでお裾分けしたり・・・
そういう普通のことを、あの事件の思い出と共に・・・。

桜子 選 
東風吹かば薄着の肩を支える手 小たつ
綺麗なイメージしか浮かばなかった。薄着の華奢な肩、別れが浮かんだ。
←むしろ別れた相手を支えているのでは?by古乃子
←老夫婦が寄り添ってるイメージだった。by朴生
←東風吹かば・・・は、ノリでつけたのでは?by亭々

転児 選 
母のこと恃み別るゝ花の冷え 依子
仕事柄、介護施設で働いているので。ぐっと来る。こういう人ばかりじゃないけれど・・・。
←自分自身が娘の立場で、母より先に死ぬから、お願いしているのが浮かんだ。by朴生
←この句いいな〜。すっ飛ばしとったけど、凄くいい。by亭々

えや 選 
一太刀に首をはねられ白椿 転児
椿の句でしょうけどね・・・椿じゃなく人の顔だったら、それも綺麗。
白に椿、枯山水のような・・・ズバッといって鮮血が茣蓙に。
椿の句だけど、時代劇のような・・・。

睡々 選 
吹き寄せし文明の屑島も春 ゆげる
春の句ってなんかのんびりとした句を詠むことが多いけど、文明の屑というゴミ、生活感をうまく詠み込みながら、島の風・港・浜に、ちょっとした色んなものが集まっている様と、春の感じは合う。この辺に住んでいる人の島の感覚と、離れている人の島のイメージは違う・・・。
←一草さんの句かな〜。by古乃子
←ゆげるさんだと思う。by朴生

わしわ氏 選
二頭筋三頭筋よ春田打 転児
武骨な農業に携わっている人、限界が来ていても頑張っている。わかりやすくて男っぽいところがいい。「よ」が、もっと頑張れと自分に言い聞かせている。

依子 選 
月曜のおはようのごと芽吹山 睡々
月曜は一週間の始まり。おはようという声にも、心なしか気合いが入る。芽吹きはじめた山の空気感を、うまく例えているなと思う。

それでは、参加者の本日の一句をご紹介します★★

約束の胞子飛ばして土筆摘む 亭々 
←(※推敲例)飛ばして、が少し説明的な感じ。飛ばしぬ?by依子

桜散る無念の命ひとひらに 朴生
春が寒く、桜の時期が長かった。植える人の気持ち、戦争で亡くした人を忘れない為に。送り出した人の気持ちを感じた。

宙を飛ぶ鬼を映して朧月 古乃子
鬼が好き。春は鬼も浮かぶような。
←(※推敲例)鬼を映すか ぐらいの方が自然?by依子

主役にはならぬも真すぐアスパラガス 転児

茹でたてのアスパラガスにマヨ七味 桜子

蛙の波紋ふたつ揺れひとつ待ち えや
蛙がいっぱい。春が動き出した。

亀鳴くやジョーン・ケージに耳澄ます 睡々
←(※推敲例)耳澄ますが言い過ぎのような・・・。ジョーン・ケージにドラム缶 とか?by依子

還暦の父の歩幅で花見つつ 小たつ
←(※推敲例)俳句では、「で」を避ける方が良いよ。歩幅「に」。by依子
←花見つつは、どうなのかな…?花見かな  とかby依子
←父の歩幅でが面白い。それが遅いのか早いのかどうなのか。しかして下5「花見かな」ではつまらない。by古乃子

豪勢に桜咲きゐる無人島 ゆげる

春寒し未読のままのメッセージ 一草
←心象的な一句。by依子

たそがれの海の彼方も花の色 依子

〜以上〜

俳句は、とにかく季語を入れて5・7・5にすれば、ひとまず形になります♪
また俳句は、ひとりで作り続けるものでもなく・・・
やっぱり「座の文芸」だなと思っております。
句会の後、句を通して色々想像したり・・・お話するのもまた楽しいひと時です。
いきなり、上手な句を詠もうとせず(笑)…まずは気軽に参加してみて下さい♪♪♪

最後に、今回のオマケ画像は。。。
去る2019年5月16日、来るじゃこむすび句会5周年を祝し・・・
いつもお酒を飲まずに会に参加くださっている陶芸家のえやさんと呑むべく(笑)
えやさんの器も使われている福山のお店「夜咄(よばなし)」さんにて、宴を設けました。
yobanasikinen.jpg 
皆さんいつもありがとうございます★

じゃこむすびの会の開催は。。。基本偶数月の第3木曜日19時です。
その季節の季語(歳時記参照)の入った句を5句ご用意来て下さい♪♪♪♪♪
初心者・飛び込み大歓迎の会ですので、お気軽にどうぞ♪
会場等詳細は参加者におって連絡させて頂きます。

ちなみに次回開催じゃこむすび句会は。。。5周年です!!!!!

会場:尾道居酒屋「なお吉」2階
開催日時:2019年6月20日(木)19時〜
参加費:お料理3500円+別途各自ドリンク代(+お気持ち会費)
兼題:「香水」(※欠席投句者は、5句中1句必須)
俳句締切:基本前々日の事前5句投句制 2019年6月18日18時厳守
                 (※今回より兼題1句は、句会場当日に投句制に)
欠席投句可:参加費用500円

※今回から参加者の皆さんには、よって6句作って頂きます♪♪♪♪♪♪
 
参加ご希望の方は。。。6月17日迄下記いずれかの手段にて。
TEL 0848・46・6287
e-mail aroma-senju@aroma-senju.sakura.ne.jp
(※件名に「じゃこむすび」と入れて下さい) 
Facebook 市村麻依(巫 依子)メッセージにて。  
       

posted by Senju at 00:00| ◆気ままに十七音