2019年08月22日

第31回じゃこむすび句会★報

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第31回じゃこむすびの会★句会報

去る2019年8月22日(木)、
第31回俳句であそぼ☆575「じゃこむすびの会」
尾道の居酒屋「なお吉」さんにて、無事開催終了致しました。

この度、お盆を外した為、異例の第4木曜日開催になったじゃこむすび句会ではありますが、そのお陰様でたまたまお仕事で尾道入りしていた箱庭療法のセラピスト遙大(はると)さんにもゲスト参加頂き、いつもとはまた違った空気に楽しませて頂きました。

また今回より、当日参加者には「席題」ということで、本当の意味でのその場で1句というのに挑戦して頂きもしました。
今回の席題は、ゲスト参加の遙大さんより出された『箱庭』
ちなみに箱庭が夏の季語であることを初めて知ったという人も・・・。

それでは、参加6名、欠席投句4名、計50句の句会。
席題は【箱庭】さて、結果はいかに。。。

今回も、参加者の皆さんに最終選んで頂きましたお気に入りの5句を、
それぞれに予め順位付(1番5点・2番4点・3番3点・4番2点・5番1点)して頂き、それを完全点数換算させて頂きまして、『本日の人気句』の結果を導きました。
(※主宰がいる場合は参加者の互選の後、主宰よりその日の特選・入選句の発表有)

それでは、まずは第31回じゃこむすびの会の上位得点句をご紹介致します★

hakoniwa.jpg※箱庭療法の「箱庭」より
金賞(13点)箱庭の海狭しとも広しとも 依子
画像は、私がかつて作った「箱庭」。この時の海は尾道水道の海をイメージに。。。(本人談より)
銀賞(11点) 向日葵や始めなければ始まらぬ  睡々

銀賞(10点) ため息を推進力にして海月 古乃子

依子の「兼題」なればこそ生まれた句!!金賞ありがとうございました♪

続きましては、参加者の互選の一番句の発表です★★

亭々 選 
向日葵や始めなければ始まらぬ  睡々
ひまわりを見た時の主人の立ち位置。夏の代表的な花。自分がグズグズしていたり・・・のその想いと、ひまわりが火花を散らしたというか。
←向日葵は夏の代表的な花だけれど、その花でさえすべては種から始まっている・・・。by転児

古乃子  選 
箱庭の海狭しとも広しとも 依子
遙大さんがしている箱庭(療法)はどういうことをやっているかわからないのですが、箱庭の中に海を作ったんだけど、その海を広いと発想する時は、自分の中の夢や希望とかぶるけど、狭いと発想する時は、生きていてしんどいと感じたり、何か壁にふつかったりという時だなぁと。

転児 選 
電球の影に硯を洗ひけり 古乃子
硯を浄めるという作業。洗っている硯に自分の影を落としている。浄める時にも自分の影・・・というところに物語を感じました。

えや 選 
花火見の一家や所縁なき墓所 依子
山手だろうね尾道のね。墓で見たんじゃない花火を。ここならよう見えるよ見えるわって感じでね。
しかして、ちょっと礼儀守れ。見てもいいんだけど、多少おごそかな空気を大切にして欲しいね。みんな毎年見てるんだろうけど。

遙大 選 
月見草人には告げぬ夢に似て 依子
なんとなく、人に告げぬという秘めたイメージと月見草が重なり、告げない夢にも自分の意思が込められている。読んで自分も色んな思いを馳せた。

依子 選 
ため息を推進力にして海月 古乃子
くらげの収縮しながら漂っている様を、「ため息を推進力にして」とは、ユニークな見立てだなと思って頂きました。ハァ〜ッそれでも泳ぐハァ〜ッそれでも泳ぐみたいなある腫のリズムが、海月の様をよく写生しているなぁと。

それでは、参加者の本日の一句をご紹介します★★

西日不意に差し込んできて名を告げり 亭々
西日がパッと差し込んできたところ、スポットが当たったように、そこにある物が名乗りを上げる・・・。

珈琲のころろと旨し厄日ゆく 古乃子
「厄日」とは、台風の襲来することが少なくない日とされています。

夏野菜地域通貨と成り代わり 転児
田舎ならでは。
←よくあります。漬物になって返って来る付加価値もついて・・・。by古乃子

灼岩を削ぐ海水の匂いかな えや
「削ぐ」の表現の賛否がこの夜の話題でした。

故郷の青きに深く息を吸い 遙大
気がつけば「無季俳句」。それでも尾道という故郷を詠んだ句として、人気でした。
←山頭火の「青」に通じるものを感じました。by転児

海の児の少なし島の飛び込み台 ゆげる
弓削島暮らしならではの句ですね。
←(※推敲例)海に児の少なし島の飛び込み台 by依子

黙祷す八月の空鐘響く 朴生
今回の出句は、いずれもありきたり感という声も上がり・・・皆さんの朴生さんらしい句への期待が高まっています。

国境のなき地球儀や原爆忌 睡々
こういう地球儀がどこかに実際にあって作ったのかな〜という声が上がっていました。

予定なき夏旅の先友ありて けると
←(※推敲例)夏旅や友のゐるほか予定なく 友のゐるほかは空白夏の旅 by依子

ビーサンや世界遺産の社にも 依子
「ビーサン」が夏の季語として通るかがこの夜話題になりました。

〜以上〜

皆さんいつも本当にありがとうございます★

じゃこむすび句会では、金賞に選ばれた句は、
只今陶芸家の惠谷幸史さん作「豆皿」「句を釘彫り」にしてプレゼントも致しております♪

じゃこむすびの会の開催は。。。基本偶数月の第3木曜日19時です。
その季節の季語(歳時記参照)の入った句を5句ご用意来て下さい♪♪♪♪♪
初心者・飛び込み大歓迎の会ですので、お気軽にどうぞ♪
会場等詳細は参加者におって連絡させて頂きます。

ちなみに次回開催じゃこむすび句会は。。。

会場:尾道居酒屋「なお吉」2階
開催日時:2019年10月17日(木)19時〜
参加費:お料理3500円+別途各自ドリンク代(+お気持ち会運営費)
俳句投句締切:基本前々日の事前5句投句制 2019年10月15日18時厳守
欠席投句可:参加費用500円
まずは参加希望有無を、10月14日(月)迄下記いずれかの手段にて。
TEL 0848・46・6287
e-mail aroma-senju@aroma-senju.sakura.ne.jp
(※件名に「じゃこむすび」と入れて下さい) 
Facebook 市村麻依(巫 依子)メッセージにて。  
       
posted by Senju at 00:00| ◆気ままに十七音