2019年11月21日

第32回じゃこむすび☆句会報

jyakomusubi (2).jpg32jyako1.jpg
第32回じゃこむすびの会★句会報

去る2019年10月17日(木)、
第32回俳句であそぼ☆575「じゃこむすびの会」
尾道の居酒屋「なお吉」さんにて、無事開催終了致しました。

この度よりまた新たに2名の若手女子さん妙(たえ)さんと十豆加(ととか)さんが投句に加わってくださり、句の互選鑑賞の場が、いつも以上に大変に熱く盛り上がりました。

今回の席題は、そんな新しいお仲間のひとり妙さんに出して頂きました『青蜜柑』
季語なんだけど、瀬戸内在住には身近な季語なんだけど・・・
だからこそ皆さんなかなかに句戦しておりました。

それでは、参加8名、欠席投句2名、計50句の句会。
席題は【青蜜柑】さて、結果はいかに。。。

今回も、参加者の皆さんに最終選んで頂きましたお気に入りの5句を、
それぞれに予め順位付(1番5点・2番4点・3番3点・4番2点・5番1点)して頂き、それを完全点数換算させて頂きまして、『本日の人気句』の結果を導きました。
(※主宰がいる場合は参加者の互選の後、主宰よりその日の特選・入選句の発表有)

それでは、まずは第32回じゃこむすびの会の上位得点句をご紹介致します★

32teitei.jpg
金賞(14点)火葬場へ続く通路や虚栗 亭々
映画「グリーンマイル」を観て作りました。思いもしなかった金賞、有難うございます!!昨夜は白熱句会でした。ハゲ乙女屋なる俳号まで頂き冥途の土産にしようと思う。(本人談より)

銀賞(11点) 誰か連れ去られさうなる秋夕焼  依子

銀賞(10点) 無花果と恋愛談義尽きぬ夜 桜子
 同   (10点) 今日もまたあれこれ忘れ爽やかに 睡々
      
亭々さんの中にいる乙女が見いだされた記念回でもある今回(笑)亭々さん金賞受賞おめでとうございました!!みんな「虚栗(みなしぐり)」に感動しました。

続きましては、参加者の互選の一番句の発表です★★

亭々 選
秋時雨その身全てで聞く魚  十豆加
これ最初あれ?と思ったんだけど、何秒かしたらええな!となった。ヒラメとかカレイとか、海面の音を聞いてる感じが良くて、今までのじゃこむすび句会の句の中でこういうの無かったし、良かった。
←魚をヒラメやカレイとみたとこが凄い。私は縦に泳いでいる魚しか浮かばず、しっくりこなかった。by古乃子
←じっときいている感じには、「聞く」より「聴く」の方がいいかも・・・。by依子

古乃子 選 
そぞろ寒む北半球の埃拭ふ 亭々
ビミョーに現代の状況を示唆しているような感じ。北と南どっちが問題を起こしている・・・拭い去らねばならない埃が溜まるような。
←台風が来て埃をワイパーのように一掃したイメージに受け取っていました。by睡々

転児 選 
無花果と恋愛談義尽きぬ夜 桜子
いちじくの口ってどこまでも裂ける。それと花も実もない話を一晩中話せる恋談義の取り合わせ。
←漫画「寄生獣」を思い出す。by亭々

えや 選 
誰か連れ去られさうなる秋夕焼 依子
ちょっと怖いよね。秋のどす黒い紫色の夕焼・・・気持ち悪い・・・ウルトラQニュイーンみたいな感じ。怖いよねなんか、寒い秋の夕方、紫とオレンジとなんとも言えない色・・・犯罪の匂いのする。
←誰かが連れ去られそうなのか、誰かが連れ去るのか・・・ニュアンス的にどっちにとったら良いのか・・・。「誰か」が表現としてて甘い。無責任な感じ。by古乃子

桜子 選 
今日もまたあれこれ忘れ爽やかに 睡々
秋は哀しくなりやすい。昼間の過ごしやすい爽やかな感じが好き。
←忘れることを肯定している。忘れちゃった〜!秋の爽やかさが肯定している。by古乃子
←あとに年末が控えている感じもいい。もういいやあとは年明けにやりゃいいわ的な。byえや
←亭々さんの句かと思ったわ。by依子

睡々 選 
永遠をとっちらかして星月夜 亭々
最初観念的な句かなと思ったんだけど、現実的な句だと思った。科学的視点の句だなと。3度目に読んだ時にそう思った。

妙 選 
無花果と恋愛談義尽きぬ夜 桜子
すごく女の人っぽいというか、恋愛談義をするのは女の人だし、映像も色もイメージが女の人っぽい。無花果だから、そこに無花果があって、話題にのぼることが多い。
←やかましい感じがする。エロい。byえや
←ざくろだと熟れた感じがしない。どう食べても硬いから。無花果だからいい。by古乃子
←女はあエロい話ばかりしている。by亭々
←生っぽい話じゃない気がする。恋愛談義だから。by睡々
←無花果集荷の時期、島では女性がこんな感じに作業してそう。by依子

依子 選 
こめかみに鵯の声残りけり 
ひよどりの鳴き声がこめかみに残る・・・旨い表現。癇にさわる感じがよく伝わる。
←腹が立つ。ひよどりは性格が悪い。目白をいじめておっぱらうし。ちょっと鳩みたいな・・・。byえや
←つっつく実を他の小鳥にわけてあげない。鴉ほどではないけれど。by古乃子
←ドンビーゴは可愛い、赤ちゃんの頃、これとは反対。by亭々

それでは、参加者の本日の一句をご紹介します★★

あおみかん剥きかけのまま飛び出しぬ 亭々
亭々さんは今回事前投句にも青蜜柑を出されていましたね。「ポケットのふくらみ小さきあおみかん」

二日月人を濡らさぬ雨の降る 古乃子
最初の頃に比べて、古乃子さんの句は随分「俳句らしい俳句」から「古乃子さんらしい俳句」になって来られたような・・・。

またここで咲くを誓ひて彼岸花 転児
またここで→またここに 「で」は極力避けた方が。by依子

虫も葉も間に合わずして秋の山 えや
リアリティー!!

夜な夜なの焼き銀杏と長話 桜子
←おまえなんかあったな!!(笑)byえや

秋灯に玻璃の文様踊り秘め 睡々
←最後の秘めでイメージが混乱するような。踊りをり 踊りたる ぐらいでいいような気も。by依子

日が暮れて猪来るかいや来ぬか 
←猪来るかいや来るか の方が面白い。やっぱり来たか!みたいな。byえや
日が暮れて→日の暮れて 「が」は「の」に置き換わるよ。by依子

見つめれば輪廻転生百舌の贄 ゆげる
新しい俳号は是非 百舌ゆげる に!!(笑)というぐらいの百舌の連作でしたね。輪廻転生とは飛躍ですね。若干1名シティーガール依子さんは、百舌の贄のその眼を見ているうちに、俺の前世はもしやとハッとした句と解釈し、皆さんにドン引きされたという・・・。

暇あった時過ぎ後の更衣 十豆加
時間のある時に限ってやらないものなんですよね(苦笑)
(※推敲例)暇ありし時過ぎしのち更衣 by依子

新しき友へもひとつ青蜜柑 依子

〜以上〜
皆さんいつも本当にありがとうございます★★★

では、最後に今回のオマケ画像はコチラ
32jyako2.jpg32jyako3.jpg
依子土産の島根の銘酒その名も「死神」を利き酒ちうの桜子さんのセクシーショット♪

俳句は、とにかく季語を入れて5・7・5にすれば、ひとまず形になります♪
また俳句は、ひとりで作り続けるものでもなく・・・
やっぱり「座の文芸」だなと思っております。
句会の後、句を通して色々想像したり・・・お話するのもまた楽しいひと時です。
いきなり、上手な句を詠もうとせず(笑)…まずは気軽に参加してみて下さい♪♪♪

じゃこむすびの会の開催は。。。基本偶数月の第3木曜日19時です。
その季節の季語(歳時記参照)の入った句を5句作って来て下さい♪♪♪♪♪
初心者・飛び込み大歓迎の会ですので、お気軽にどうぞ♪
じゃこむすび句会では、金賞に選ばれた句は、
只今陶芸家の惠谷幸史さん作「豆皿」「句を釘彫り」にしてプレゼントも致しております♪

ちなみに次回開催じゃこむすび句会は。。。

会場:尾道居酒屋「なお吉」2階
開催日時:2019年12月19日(木)19時〜
参加費:お料理3500円+別途各自ドリンク代(+お気持ち会運営費)
俳句投句締切:基本前々日の事前5句投句制 2019年10月17日18時厳守
欠席投句可:参加費用500円
まずは参加希望有無を、12月16日(月)迄下記いずれかの手段にて。
TEL 0848・46・6287
e-mail aroma-senju@aroma-senju.sakura.ne.jp
(※件名に「じゃこむすび」と入れて下さい) 
Facebook 市村麻依(巫 依子)メッセージにて。  
       
posted by Senju at 10:09| ◆気ままに十七音