2013年01月26日

選後評を頂く

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望の夜のもはや最後の船も出て 依子 (望の夜:満月の夜)
所属結社『知音(ちいん)』の1月号にて・・・
掲句に対して、師 西村和子による選後評を以下のように頂けました。

 満月を見に人々が船でやって来る土地、と言えば、島か海辺の山か、
 海から月が出て来る絶景の場所に違いない。都会に住み慣れてしま
 うと、移動手段は電車かバスか車、ということになるが、ここは船でし
 か来られず、船に乗らないと帰れない場所。そんな月光が美しい場所
 を想像するだけで楽しい。
 だが、最終の船も出てしまったとあれば、地元の人を残して人々は去り、
 賑わいも静まってしまった。宴のあとの淋しさを、名月の光の下で感じて
 いる作者である。静かになった海の上の名月を、存分に味わっているの
 だろう。

師に初めて出会ったのは、クレオ大阪東という施設にて。
偶然目にした『生き生き俳句講座』の案内に導かれて出向いた私・・・
当時は私もまだ20代で、教室の中でも一番若かった(笑)
それから13年。私は40歳になり、ちょうど二回り違いの師は64歳。
師は、東京に帰られ、ますます俳人としてのご活躍に拍車がかかり、
私は紆余曲折を経て、今の尾道でのこの暮らしに。
どこに居ても誰と居ても何をしていても、俳句を通して、私と師の心は、
ずっとずっと繋がって来たんだなぁと思うと、ほんまに有難く感慨深いこと。
人は、決して一人だから独りではないんだなぁ・・・と、つくづく思えるように
なって来た今日この頃です。

posted by Senju at 20:21| Comment(0) | ◆気ままに十七音
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