
アロマテラピーというのは、そもそも植物の力を人間が拝借することによる健康法。
なので、精油になっている植物達に関して書かれた著書は、これまでにもたくさん
読んできたつもり。。。また、趣味で俳句をしている私にとって、季語でもある草花
と向き合うことで、これまでも多くの気づきを得てきたつもり。。。
ですが、この度、荒地だったフィンドホーンに、自然との交信を通して豊かな実りを
もたらしたことで知られるドロシー・マクレーンが、樹木たちから受け取ったメッセージ
の数々をまとめたこの著を読み終え、人間も含め、神の創造というこの自然界の
完璧さに、あらためて、深く深く感じ入りました。
『人間はすべての命の一部であることを忘れている』
『ワンネスとはすべてのことはひとつに繋がっているということ』
とりわけ、「りんご」の章に書かれたメッセージは心に響きました。
種子から木が成長する時、種の中に含まれたアイディアに従って、源から力の原型
が発せられます。そして沈黙の中、様々な位の天使たちによってそっと運ばれます。
(中略)
そして、必要な時に天使や精霊の助けを借りながら、四大元素のエネルギーよって
時を越えてりんごの木として顕現してゆきます。そしてついには、その時その場所に
美しい花となって、また果実の甘い汁となって現れるのです。
これは創造のプロセスです。
(中略)
地上で実る果実は、こうした多くの生命体の声なき献身的な奉仕によって、生み出さ
れています。そして、この連なりの最後にいるあなた方も、もっとこの仕事を楽しんで
欲しいと思います。あなた方人間はほんの少ししか仕事をしないのに、
果実を手にします。だから、楽しんで下さい。
まさしくですね♪♪♪あとがきにある木のメッセージも素晴らしい。
本当のあなた自身、愛に溢れ、創造的なあなた自身になりなさい。
その特質をすべての行動に生かしなさい。あなたが行うことを愛し、
あなた自身を愛し、お互いを愛するのです。本気でそうしなさい。
そして自分の中の嫌いな部分をしっかりと認め、それを愛しなさい。
ただ、愛に基づいて行動する決心をして、すべての生命を支えているワンネスへと
共に向かっていけたらいいですね☆☆☆☆☆