2013年07月21日

遠花火

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レクイエム聞こえ来るかに遠花火 依子
昨日は、尾道の夏一番の催しもの『住吉さんの花火大会』でしたね。
私もこれまで色んな場所から眺めて来ましたが・・・
今年は、ひとつ全体を俯瞰して眺めたいものだと思いまして、仕事が終わる
やいなや、原付飛ばして上がって来ました♪
浄土寺の裏山にあたる瑠璃山の薬師如来堂からの花火鑑賞。
花火もさることながら、花火を待つ間のしまなみの夕景にあらためて魅了され
ました。また、偶然にもほかの島の花火大会も遠景に眺めることができ(笑)
大変お得な一夜とあいなりました♪ちなみに掲句は、以前私の俳句の師が、
ふらんす堂より出版なさった『秀句散策』という本にて取り上げて頂いた記念
すべき一句です。師の寄せてくださった鑑賞も以下に紹介させて頂きますね。

遠花火の音は勿論聞こえない。はるかな夜空に小さく咲いては消える花火を
見ていると、まるでレクイエムが聞こえて来るようだ、と感じた作者の心には、
亡き人のことが思い浮かんでいるのかも知れない。花火が秋の季題であるのは、
あれは元来送り火のひとつであったという歴史があるからだ。しかし考えてみる
と、鎮魂歌というものは死者の魂をしずめるためのものではあるが、実は残され
た生者の魂をなだめるためのものかも知れない。
そう思ってこの句を読み返してみると、鎮められるべきは作者の魂かも知れない。
遠花火を眺めているうちに、魂が鎮められるような思いがした。
そのことを、こう表現したのかもしれない。」(〜西村和子鑑賞〜)

さて、来年は何処で誰と眺めていることでしょうか。。。

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posted by Senju at 19:15| Comment(0) | ◆気ままに十七音
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